乳酸菌にはめちゃめちゃ多くの種類が存在しています。
これまでの研究で乳酸菌には約370種類が発見されているんです。
なんとなく、乳酸菌が体に良いと聞いて(便秘解消になるとか、肌荒れが改善するとか・・・)、ただなんとなく、ヨーグルトや乳製品などを食べている。
でも全く効果が感じられないけど・・・といった場合、もしかするとあなたの腸内と摂取している乳酸菌は相性が悪いのかもしれません。
せっかく、毎日頑張って、乳酸菌を摂取しているのに効果を感じられないことは実際にあります。
乳酸菌との相性?
実は乳酸菌には人それぞれの腸内環境との相性があるんです。
あなたとあなたが摂取した乳酸菌との相性が悪ければ、乳酸菌を摂取することによる多くの効果を得ることは出来ません。
乳酸菌を摂取することで私たちはさまざまな効果を得られます。
- 肌トラブル(荒れ、くすみ、にきびetc.)改善
- 便秘解消
- ウィルス感染症の予防効果
- 花粉症やアトピー性皮膚炎の症状を抑える
などなど。
これらの効果を期待して乳酸菌の摂取しているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、これらはあなたの腸内と摂取した乳酸菌の相性が良かった場合に得られる効果となるんですね。
あなたの腸内と摂取した乳酸菌の相性が悪かった場合は、乳酸菌はすぐに体外へ排出されてしまうのです。
もちろん、乳酸菌の効果を感じることは出来ませんし、何の効果も得られません。
相性の良い乳酸菌の見つけ方は?
ではどうやって『自分とぴったりの相性の良い乳酸菌を見つけるのか?』というと・・・これは実際にあなた自身が色々な乳酸菌を試してみるしか方法はありません。
乳酸菌を摂取するには、市販されているヨーグルトや乳酸飲料など多くありますが、乳酸菌が凝縮されたサプリメントを摂取するのが最も効率が良いのです。
また、サプリメントであれば、乳製品が苦手という場合やカロリーが気になるといった場合でも、摂取しやすいと思います。
そもそも、外部から摂取した乳酸菌はずっとは体の中(腸内)に住み着くことはできません。
相性が良い乳酸菌でも約2~7日間で体外へ排出されることになります。
※まれに長期間に渡り、生息する善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)もいるようですが、外部から摂取した善玉菌はいずれは体外へ排出されるんです。
これがどういうことかと言うと、乳酸菌を摂取することは継続し続けなければならないということです。
年齢を重ねるごとに乳酸菌は減少する
私たちは年齢を重ねるごとに腸内の善玉菌は減少していくこととなっています。
ですから、年齢を重ねるごとに体調が優れないことが多くなるというのは、とても理に適っているわけですね。
現在、体調が優れない・・・といった場合に、何の対策も打たなければ、あなたの体はどんどんと悪化していくだけなんです。
多少面倒かもしれませんが、何度も試して自分に合った乳酸菌を見つける必要があるということなんですね。
そして、まずは1週間の摂取の継続をしてみて様子をみてみることが必要です。
1週間続けることで相性の良い乳酸菌を摂取出来ていれば体になんらかの変化は自然と訪れることとなりますよ。
また多くの種類の乳酸菌が配合されているサプリを選んだり、一般的に日本人の腸内と相性が良いといわれている植物性乳酸菌が配合されているサプリを選ぶことから始めるのが良いと思います。